ナビ等の受光ユニットの制作


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(update 1999/07/30)

 カーナビ等で、たとえば最初はモニターセットのものを購入したんだけど、本体の買い替え等でナビ本体だけを買い替えた。すると、セット品のナビ本体がいらなくなる・・・。ナビを2つつけるのもいいんだけど、、また、モニターも買い替えればいいのだけど、、予算が・・・。
という場合もあると思います。こうなると、リモコンの受光ユニットが必要になってきます。メーカー純正のは高いし、メーカーによっては受光ユニットが別売になっている場合もあります。
それじゃ、作ってみようという事で、制作方法とナビの信号について説明してみます。

 なお、これはすべてのナビで動作を確認しているものではありません。また、受光ユニットによっては形状が違う場合もあります。

 まず、受光ユニットをゲットしましょう。私は、ビデオデッキからゲットしました。ソニー製の受光ユニットです。
ピンが3本出ています。Vcc(+5V)、信号出力、GNDの各3本です。

 Vccは、+5Vなので、バッテリーからとるわけにはいきません。そこで、ナビ本体の中にある「常時+5V供給パーツ」から取る事にします。今回いけにえとなったのは、アルパインのCD−ROMナビゲーションです。このナビゲーションは、GPS試験電波が発射されると精度は最低になるというアルパイン特有の現象が発生するモノです。で、このナビは、本体の電源が切れていても、型番の所のLEDが常時発行しています。何故にこのような構造にしてあるのかはわかりませんけど・・・。ここから、受光ユニットに供給するVccを取ります。GNDは、+12VのGNDと共通に落とします。(LEDの、+側とGND側から取っても良いと思います。私はLEDから両方取りました)

 あとは、信号出力端子を、ナビゲーション等の「リモコン信号入力」に接続してあげます。

 ただ、今回はたまたまうまくいったのかもしれませんが、受光ユニットの特性や、ナビ本体等のリモコン信号入力端子の特性に合わせる必要があります。アルパイン社のナビの分解図は、該当ホームページを参照して頂いて、電気的特性を参照してください。(ただし、このアルパイン社のナビ分解/解析資料については問合せ頂きましても私のほうでアドレス等を提供することはできません)
アルパイン社のナビは、受光部ユニットが何も受光していない状態で、約+5Vが出力されています。
リモコンの信号を与えると、+4V付近まで信号出力端子が下がります。接続する受光ユニットが、この特性を持っていればそのまま流用が可能だと思います。

 この情報はあくまでも参考資料としてくださいね。